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第229回 クロスライセンス

こんばんは!! 今日は学校で企業説明会がありました。今更ながら、選択の幅と視野がさらに広がりました。

さて、今日のテーマは

クロスライセンス 

クロスライセンスとは、特許を取得している者同士が、互いに特許発明(特許を受けている発明です)を実施(製造や販売)するための許諾を行う(ライセンスを受けるとも言います)ことです。

実施するための許諾を受ける際には、通常では実施を希望する者が特許権者に対して実施料(特許を受けている発明を実施するための対価です)を支払います(無償で実施できる許諾もありますが、多くの場合は有償になります)。

具体的に2人の特許権者がいて、互いに相手の持っている特許発明を実施したい場合の例を表すと、

例えば、Aさんが発明(発明品Aとします)についての特許権を持っていて、Bさんが発明(発明品Bとします)についての特許を持っていたとします。

そしてAさんは発明品Bを実施したいと思い、Bさんは発明Aを実施したいとします。

 この場合、AさんはBさんから発明品Bの実施のための許諾をしてもらって、それに伴う実施料をBさんに支払います。一方、BさんはAさんから発明品Aの実施のための許諾をしてもらって、それに伴って、実施料をAさんに支払います。

 つまりAさんとBさんは互いに実施料を払い合っていることになります。

 これはこれで全く問題はないのですが、お互いに払い合うのなら契約も1つにまとめて実施料も相殺(そうさい)すればよいということでクロスライセンスの契約をすることがあります。

 例えが大雑把になってしまいましたが、物の「交換」をイメージしていただくと理解しやすいかもしれません。

 実際には一方が侵害の警告をし、警告を受けた方が実施料を払う代わりに自分の特許とのクロスライセンスの話しを持ちかけることが多いようです。

それぞれが自分の持っている1件の特許権について、実施を許諾をする1対1の他にも、「1対複数」、例えば「1対5」とか「2対8」のように件数が異なるクロスライセンスも多々あります。

それは、発明の価値が違う場合、1対1では価値が釣り合わずに一方だけが損になることがあるからです。

 具体例として、他人と物を交換した場合で表すと、

例えば、自分の持っている「チョコレート」と、相手の持っているお菓子を交換したいとき、相手の「ガム」だけと交換するのは損なのでイヤだけど、相手の「ガムとキャラメル」の2つとなら交換しても良いとようなことがありますね。

 また、クロスライセンスは1対1の交換よりも1対複数(1対5や2対8など)という場合もあります。

それは発明の価値などが違った場合、1対1では価値が釣り合わずに一方だけが損になるということがあるからです。

具体例を再び表しますと、

例えば、自分の持っているお菓子が「チョコレート」であり、相手の持っているお菓子と交換したいとき、相手の持っているお菓子の「ガム」のみで交換するのは、損なのでイヤだけど、相手の「ガムとキャラメル」の2つとなら交換しても良いとようなことがあると思います。

実際に企業などでは、クロスラスセンスの契約は、1対1よりも1対複数のクロスライセンスの方が多かったりします。

こちらに弱みなどがあるとき(つまり相手の特許権の価値が大きい場合や、こちらが特許権を侵害してしまい訴えられそうなとき)は交渉時に相手から「1対1では釣り合わないので別の特許も付けてほしい」といわれたり、「貴社には特にこちらが求める特許はないが、古くからのお付き合い言うこともあるので、コレとコレとコレとコレとコレで我慢しよう」などという、自分勝手な契約もあります。

クロスライセンスを行う場合は、自分たちの損得ももちろんですが、お互いが不快な思いをしない契約にすることが、一番いいことでしょう。

次回はジョセフソン素子についてです。

この記事は木曜担当のジュンが書きました。

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